ケイデンス、フラウンホーファーのAACコーデック・ライセンスを取得

テンシリカHiFiオーディオ・ボイス・ソフトウェア・ライブラリをさらに拡張

 電子設計のイノベーションで世界をリードするケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)と、革新的なオーディオ・コーデック・テクノロジのリーダーであるドイツの研究所、Fraunhofer IIS(フラウンホーファーIIS)は、1月6日(米国現地時間)、ケイデンスがテンシリカHiFiオーディオ・ボイスDSP IP向けに、フラウンホーファーのMPEG AAC コーデックのライセンスを取得したことを発表しました。ケイデンスは、このテクノロジを使用してHiFi DSP IPファミリ向けに最適化された100種類を超えるオーディオ・ボイス用のソフトウェア・パッケージのライブラリを強化する計画です。新しい標準には、電話での通話を最高音質で実現するAAC-ELD (Enhanced Low Delay)通信用コーデック、およびMPEG AACファミリのコーデックでは最新版となるxHE-AAC (Extended High Efficiency AAC)が含まれています。

 xHE-AAC MPEGオーディオ・コーデックは、統合システムにおける会話と汎用オーディオの双方を業界で初めて組み合わせたもので、あらゆるビットレートで、どのようなタイプのオーディオ・コンテンツでも高品質を実現します。さらにこのライブラリは、最新のETSIシステムの仕様に基づいたDRM Digital Radio Mondiale オーディオ・デコーディングを完全にサポートしており、全てのDRMモード(DRM30, DRM+)用に、xHE-AACおよびHE-AACv2が含まれています。

 テンシリカのHiFiオーディオ・ボイスDSP IPの詳細については、以下urlをご参照ください。
www.tensilica.co.jp/index.php?page=audio

フラウンホーファーIIS・コメント:
Harald Popp氏(Head of the Business Department in the Audio and Multimedia Division):
「マルチメディア向けアプリケーションや機器の増加は、オーディオや会話の質を向上させることで、消費者により豊かな経験をもたらすシグナル・プロセッサを提供するケイデンスのような企業にビジネス・チャンスをもたらします。テンシリカの極めて効率のよいHiFi オーディオ・ボイスDSPアーキテクチャと組み合わせることで、お客様は、とりわけホーム・エンターテインメント、車載およびモバイル・マルチメディア向けに幅広いコーデックを期待できます。」

ケイデンス・コメント:
Larry Przywara(米国ケイデンス、Director of Audio/Voice IP Marketing):
「フラウンホーファーはAACテクノロジの共同開発者であり、このテクノロジにおける技術革新のリーダーです。フラウンホーファーとの契約により、ケイデンスは、最も広範なAACコーデックをお客様に提供できるようになり、HiFiアークテクチャ向けに最適化された100種類を超えるテンシリカのソフトウェア・コーデックのライブラリがさらに強化されることになります。」

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