QNXとケイデンスが、車内ノイズのアクティブコントロールを行うテンシリカHiFiオーディオ・ボイスDSPアプリケーションを新たに発表

 電子設計のイノベーションで世界をリードするケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)と、車内エレクトロニクス向けソフトウェア・プラットフォームのリーダーで、BlackBerryの子会社であるQNX Software Systems(以下、QNX)は、6月23日(米国現地時間)、QNX® Acoustics for Active Noise Control(ANC)ソフトウェアが、ケイデンスのTensilica® HiFiオーディオ・ボイスDSP(digital signal processor)コアに移植されたことを発表しました。テンシリカHiFiオーディオ・ボイスDSPはケイデンスから入手可能です。

 QNX Acoustics for ANCは、車内の不要なエンジンノイズを軽減する高性能ソフトウェア・ソリューションです。コンパクトで効率的なこのソフトウェアは、車内インフォテイメント・システムやオーディオアンプに搭載されたDSPコアで動作させることができるため、従来のANCソリューションにあるような専用ハードウェアは必要ありません。QNX Acoustics for ANCは、スピーカーや着座位置のコンフィギュレーションにより、ノイズを最大で20dB軽減します。このソフトウェアは、ケイデンスのHiFiオーディオ・ボイスDSP IPコアのすべてで使用可能です。

QNXコメント
Peter McCarthy氏(Director of Global Alliances):
「エンジンの低負荷時に気筒休止といった、昨今の省燃費テクノロジーは、不快なこもり音を発生させ、ドライバーの集中を妨げることがあります。QNX Acoustics for ANCは、カーオーディオシステムからアンチノイズ 信号を発生して、こもり音のキャンセリングを行い、快適なドライブを実現します。QNX Acoustics for ANCと広く採用されているケイデンスのテンシリカHiFiオーディオ・ボイスDSPコアの組み合わせで、システム設計者は、独自ハードウェアの制御モジュールの設計やプロトタイピングに関わるコストをかけずに、エンジンノイズを軽減することができます。」

ケイデンス・コメント:
Larry PrzywaraDirector of Audio/Voice IP Marketing
「HiFi DSPベースのSoCにQNX Acoustics for ANCを組み込んで、自動車のOEM メーカーやヘッドユニットを供給する一次部品メーカーは、より静かで落ち着いたドライブ体験を提供することができるようになりました。テンシリカHiFiオーディオ・ボイスDSPコアとQNX Software SystemsのANCソフトウェアとの理想的な組み合わせで、両社の共通のお客様に高性能のソリューションを提供できるものと期待しています。」

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